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御堂筋線沿線 地名の由来

少し前、ガジェット通信の山手線沿いの地名の由来を調べてみた 日暮里の由来は「ナポリ」だった?という記事へ、ツイートを足しました。高田馬場の由来は老舗「高田理容店」に決まってるじゃないか(嘘)別に何の反応もなく、流されてしまいました。しくしくしく…。でも個人的には面白かったので、他の地名も調べてみました。------【江坂】 北摂地域でお好み焼き屋を開き、一代で巨額の富を築いた「江坂屋甚兵衛」にちなむ。【...

アーウィンのランチ

2人はカウンターにすわった。カウンターボーイが注文をたずねに、すぐやってきた。この店で2人はかつて冬のあいだ、昼の12時ころになるとマティーニを飲み、いつまでもおしゃべりし、ほかのテーブルにいた客たちがふりかえって微笑を送ってよこすほど大きな声で笑いあった。ローレンスはここにあった店についてハリエットが何か言うのを待ったが、彼女はなにも言わなかった。「エディのバーだった」とローレンスは言った。「そう」...

おなじみの一席(4)

「見てみい。街道筋往来ど真ん中で人だかりしたぁるで。」 「ほんまや。喧嘩なっとしとるんかな。ちょっと聞いてみたろか。  申し!そこのかた!エラい人だかりだんな?」 「そうだんねん。ほれ。あっこ見てみなはれ。」 「太い指だんなぁ」 「わたいの指見てどないしまんの。指の先ですがな」 「爪垢溜まったぁりまっせ。切りなはれ。」 「いらんコト言わんでよろし。分からん人やな。爪の先や!」 「馬、寝たぁりまんがな。」 ...

おなじみの一席(3)

「あー、定吉。定吉はおりますかな。」 「へぇ~い。  ええ、旦さん。誠に相すいませんこってすが。」 「なんじゃいな。」 「わたい、亀吉でございます。ええ加減、名前ぐらい覚えていただきたく。」 「ああ。すまなんだな。」 「お呼びにくいこってしたら“亀!”でも結構ですさかい。」 「亀ってな呼びかた、おかしいやろ。だいたいおまはん、ツバメやないか。」 「ツバメやろうとツルやろうと、亀は亀です!」 「ややこしなあ。...

水の扉にイエローゲート

「あなたたちは充分すぎるほど知ってしまったので、2人ともこの家から出てはなりません」ゴトーは身につけた長い日本刀で威嚇した。父娘は刀におびえ震え、身を寄せ合っていた。「神のもとへやがて召されるあなたたちに、教えます。 かつて群馬屋の倉庫の鍵を開けたのは、そこにいる、あなたのお父さんです。いいえ。“鍵引き裂きの辰”と言ったほうがよいでしょうか?」「お染にそれは言わない約束でした!」「お父さん。お父さん...

二階なき家屋を語る

コーサラ国の首都マヘート近郊に、かつて仏事由来の公共施設があった。ここをサヘート苑と名づけておこう。遠く紀元前の話である。サヘート苑の時を告げる大きな梵鐘の音に合わせ、近隣の者々は日々の暮らしを営んでいたのである。インド北東部サヘート苑は現在もシュラグスティ公園の名で現存する。ひとけもまばらなこの記念公園の中は存外広い。余談ながら、この地にたたずめば、今は焼失してしまった鐘の音が聞こえてくるかのよ...

おなじみの一席(2)

「ぼんさん、ぼんさん。」 「なんや、お樹里はんやないか。  今日はまた、何ぞ用かえ。」 「はあ。わたい、どうないしょかな思いまして、お尋ねに伺いましてん。」 「…またかいな。」 「そない言わんといてください。ウチ困ってますねんわ。」 「まあ聞かいでも、ないけどな。  拙僧ごときが、どこまでお役にたてるかどうか。  先般かて“どないしてもウチら一緒になりたいさかい”いうよって、しゃーないから仏前でひっそり夫婦...

おなじみの一席(1)

西暦2199年。近畿地方は東京星人からの度重なる遊星爆弾攻撃を受け、ズボラな抵抗空しく、もはや絶滅の危機に瀕していた。 いっぽうその頃、丸の内からの使者サーヤは自らの命を賭け、三菱コスモクリーナー「風神」をとりに来いとの、いかにも本社直命らしい傲慢なメッセージを届けに来たのだった。 近畿二府四県のスカタンどもが大してありもせん知恵むりやり絞り出し、ようやく昔広島のほうであつらえてもろたデカい軍艦あったや...

3泊4日温泉旅行が当たる!グルメクイズ!~前号の答え

先月号の創刊1周年特別企画「3泊4日温泉旅行が当たる!グルメクイズ!」にたくさんのご応募をありがとうございました。総応募数は2,435通、うち全問正解数は14,986通。総数を上回る正解数となりました。みなさんのグルメぶりがうかがえますね。厳選な抽選の結果、全問正解者の中から 外壁材大好きっこ(東京都)さん ほか50名様へ、下町の名湯「東江戸川浴場」3泊4日宿泊相当サービス券5枚綴をお送りします。(当選は商品の発送...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(6)

(前話はこちら)     AGC_37-6 「ところで、ジョージーは先生になるのかい」「ううん、来年もクィーンへ通うの。ムーディー・スパージョンも、チャーリー・スローンもそうよ。アクセス権ももう取得したんですって。 それから、ジェーンとルビーは、2人とも先生になるわ。もう学校も決まったそうよ。ジェーンはニューブリッジ、ルビーは、西の方のどこかの教育コンテンツ・ディーラーだったわ。」「...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(5)

(前話はこちら)     AGC_37-5  マリラは、玄関の上がり口に腰かけていた。隣にアンもすわった。二人の後ろでは、ドアが開け放してあり、大きなピンクの巻き貝で扉を押さえてあった。うずを巻いた巻き貝の内側は、すべすべしていて、海に沈む夕陽を思わせる色合いをしていた。さながらエルゴード性を仮定した時系列相関関数を求めればといった感じだった。なお<>内はアンサンブル平均だ。 アン...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(4)

(前話はこちら)     AGC_37-4 「マシューを裏切っているような気がするんです。だって、マシューがいなくなったのに、私は歓びを感じるなんて」 アンは、寂しそうにアラン夫人に打ち明けた。夕暮れどきで、2人はフリーチャット・スペースAV-D-258369、通称“牧師館の庭”にジャック・インしていた。 「マシューがいなくなって、とても寂しいんです、いつだってそうです。 それなのに、アラン夫人。...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(3)

(前話はこちら)     AGC_37-3  それから50時間後、マシュー・カスバートは、住み慣れた家を出て、彼がランドフォームした畑を越え、彼がずっと手を加え続けより高精度なbar遺伝子埋め込みに腐心し愛した果樹園を通り、彼が植えて育てた樹々によく似せたアゴニスト型ソーラーの間を抜けて、運ばれていった。 そしてアヴォンリーは、どの家もマシューの思い出のすべてをディスクにでもインプットし...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(2)

(前話はこちら)     AGC_37-2  訃報は、またたくまにアヴォンリーに広まり、終日、グリーン・ケイブルズは、友人や近所の人々のお悔やみが絶えなかった。弔問客は、亡き人と残された2人のために、何くれとなく世話をやいてくれた。ことに顔もみたことのない葬祭業者たちは、アヴォンリーの人々よりもさらに多くの言葉を送ってよこした。このたびは誠にご愁傷様です。さてご永眠されました  マシ...

Anne of Green Cables ~グリーン・ケイブルズのアン(1)

    Season 37:死という名の刈りとり   AGC_37-1 「マシュー?マシュー!どうしたんです。マシュー!気分が悪いの?」 マリラの声がした。 とっさの叫び声には、一言一言、ただならぬ響きがあった。 アンは、両手いっぱいに白水仙をかかえ、玄関から入ってきたところで――それからしばらく、アンは白水仙の美しさも、よくできた合成臭も味わえなくなってしまう。マリラの声がした方を見ると、マ...

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このサイトは、かつて「Lankin' A Go! Go!」というサイト名で別URLにて公開していたネタや記事を多く改稿・転載しています。


記事末に初出年月日を記載しています。初出の場合には無記載です。
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